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【コラム】おせちつくったぞーーー!!!

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「別にこの記事出す必要ないかなぁ…」とグダグダ悩んでいたらいつの間にか2月の中旬になっていました。乃樹愛です。

私がおせちつくろうが、つくらまいが、みなさんの生活に何の影響もないんですけど、息抜き記事が好きなのととコラムの更新もしたいのでお付き合いいただけると嬉しいです。

ちなみに完成したのがこのおせちです。

以前の記事で紹介した『ばぁばのおせち 健康と幸せを招く』を参考にしながら作っていきまして、黒豆、田作り、数の子、紅白なます、煮なます、えびの若菜焼き、ぶりの照り焼き、焼き帆立、昆布巻き、いかの鹿の子焼き、炒り鶏、栗きんとんをつくりました。(さすがに紅白かまぼこは買いました)

最終的な冷蔵庫の中身はこんな感じでした🤯🤯🤯

タッパーを業者並みに買い足しても間に合わなかったので、煮なますはジッパーになってます。多分こんな冷蔵庫1年に1回しか見られないですよね😂頑張っちゃいました✊

さすがに2人じゃ食べきれないので、両親や妹たちにも少しお裾分けしました。

個人的には田作りがめっちゃ簡単でめっちゃおいしかったです。この中でナンバーワン。田作りのポテンシャルを限界まで上げると、こんなにおいしくなるのか!と感動して、味見だけでめっちゃ食べてしまいました。今までで一番おいしい田作りでした。

次においしかったのは煮なますですかね。

贅沢に金時にんじんを使って彩りよく仕上げました。初めて食べたんですけど、切り干し大根に酸味が加わった感じって言うのかな?さっぱりしてて甘いおせちの味変になっておいしかったです🤤

夫に大好評だったのは、まさかの炒り鶏!

これ末恐ろしいんですけど、一つ一つの具材を下茹でしてから煮込んでいます……

その甲斐あってか、シイタケが苦手な夫が「今まで食べたしいたけで一番おいしい!」と大絶賛してくれてめちゃくちゃ嬉しかったです😫さすがに来年作れる気はしないけど…またいつか作りたいかな…😬

一番大変だったのは栗きんとんと数の子!!!とにかく手間がかかって大変でした…

栗きんとんのさつまいもは、裏ごし器がなかったので代わりにざるを使いました。数の子も皮つきのものを買ったんですが、薄皮をむくのがまぁ~~~大変で!!!「数の子ってあれば安易に食べてるけど本来はこんなに食べるのに大変な食材だったのか…」と、流水で手がキンキンになりながら白目むいて思ってました。

番外編で、いかの鹿の子焼きであまったいかのワタで塩辛にも挑戦。

さすがに店舗の塩辛の方が味が濃くておいしかったですけど、鮮度の高いワタを使って食べれる贅沢な塩辛は深みがあっておいしかったです🥰手軽にできるのでこれはまた作って食べてみたいですね🤤💕

リベンジしたいのは黒豆と伊達巻き…

黒豆は空気に触れるとシワシワになってしまうんですね…この水分量の調整が難しかった…伊達巻きも深皿フライパンいっっっぱいにあふれ出るくらいの材料で作ってしまって失敗…次の糧にしたいです😫

実際に調理場に立って作業した時間は余裕で1日を超えてましたね…10時間立ってた時もあって、さすがにその日はくたくたになってしまいました…😂

このときは知らなかったんですが、後に読んだ『一汁一菜でよいという提案』によると、おせちっていわゆる「ハレ」の日(特別な日)のお料理なんですよね。日常の食事は「ケ」と言いますが、手間をかけず人間のために作る「ケ」の日のお料理と違い、「ハレ」の日の食事は神様のために作るお料理なんですね。この本には次のようなことが書いてありました。

❝ハレの祭り事とは、神様にお祈りして願い、感謝することです。神様に自然の恵みを頂戴してお礼するために、神様が食べるお料理を作るのです。神様が食べるようなお料理は、ケの食事のように素材を生かすというよりも、人間が知恵を絞って様々に工夫して時間を惜しまず、手間を惜しまず、彩りよく美しく作ります。(略)神様と一緒に食べることを「神人共食(しんじんきょうしょく)」と言います。手間を惜しまず、手を掛けて、願いを込めることが尊いのです。ハレのお料理に、手抜きや時短はありません。だから「時短おせち」などは絶対にないのです。それはただお正月に食べましょうというだけで、日本人の心を宿すものではありません。❞(『一汁一菜でよいという提案』土井善晴,新潮文庫,32~34pより引用)とバッサリ書いてあり、時短を求めていた自分の心にグサァッ!!!と刺さりましたね…

ただ、今回は「おせちの概念をひとつひとつ知りたい」という思いから始めて、下手でも丁寧に作れたので、ちゃんと神様に届いてくれてるといいな…

この部分の引用だけだとかなり強い口調の作者さんに感じるのですが、全体を通して読むと和食に対して強く誇りを持てるし、なにより日本人として生まれてきたことに感謝したくなるような本なので、食事をつくることに疲れを感じている人や、和食の根本を見直してみたい人にはかなりおススメです。ぜひ読んでみてください。

以上で私のおせちコラムは終わります!!!

長々とお付き合いいただきありがとうございました🙇

みなさんも機会があれば一品だけでもぜひ作ってみてくださいね🤤👍

田作りマジでおススメです!!!

乃樹愛

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