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【コラム】100日以上ほぼ毎日続けてる人体ドローイング

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こんにちは、乃樹愛です。

商業原稿に追われており、自主更新の漫画を全然漫画を描けていないのに、コラムを更新していいのだろうか悩んだのですが、息抜きに更新したくなったので書かせてください。

3か月前からほぼ毎日、人体ドローイングを描き進めています。「ほぼ」と言ったのは、どうしても進めなければならない原稿がある場合はそちらを優先するためです。

元々独学から始めたこともあり、一般的に絵を生業にされている方より、人体構造への理解が劣っている自覚を持っておりました。コンプレックスというやつです。もちろん、その時の自分は精一杯のものを描いています。けど見返してみると、とにかく動きが硬い。人体特有の柔らかさみたいなものがないわけです。

しかしながら、当時の私はとにかく描くことに必死でした。描いて作品を出していく中で、勝手に上手くなっていくものだという理論も実際にありますし、そういう方もいらっしゃるでしょう。また、その硬さがその人の絵の個性になる場合もあるわけです。なので、一概にすべてをダメだと決めつけるのも違うとは思うのですが、私の場合はそうではなかった。

もちろん、絵がうまくなるための本を何冊も購入して何冊も模写して、それなりに描き進められることができるようになりました。それでも、言語化できない違和感があるわけです。そりゃ、言語化できるわけないんですよね。元々の身体の構造や理論を何も知らないのですから。知らないものを知らないまま続けても、結局意味がないんです。

そんな当たり前のことに気づいた私は、その時点で初めて、自分に人体構造を深く理解する必要があると自覚しました。それが今続けてるキム・ラッキさんの人体ドローイングです。

毎日1ページ、現時点で110ページを超えたので100日以上続けてきたわけですが…

正直言って、今が一番挫折しそうです。

というのも、今やってるのが胴体の部分なのですが、当たり前ですが胴体は筋肉がとにかくやたらと多い!!!多すぎる!!!

絵を描く上で「こういう名前の筋肉がここにある」というだけではダメで、「こういう動きをした時、ここの筋肉はこういう動きをして、こっちの筋肉はこう動く」ということが頭に入ってないと、いざ描くときに応用が効かないわけです。

それがとにかく難しい!!!
覚えられない!!!!!!!

かのレオナルド・ダ・ヴィンチも、人体構造を深く理解するために解剖学に手を出したと聞いたことがありますが「そりゃこういう知識をちゃんと理解した上で、実際に描けたら絵も美しくなるわよね…」って感じです。

今は頭でなんとなく理解して、なんとなくで描いていますが、それでもこれをやる前とやった後だと、クオリティがよくなってきた気がします。また2周、3周…とやったら変わるんだろうけど、その気力があるかどうか…

でも、結局絵は積み重ねだと思うんですよね。絵に限らず、何事もそうですよね。もちろん、正しいやり方を正しく積み重ねないと、良い結果には繋がりにくいわけですけど。

あと、昔の私がこれやるってなっても、絶対挫折してたと思う。世間的に必要だと言われてることでも、本人が必要だと自覚して自主的にやらないと、何事も身にならないと思うんですよね。

というわけで、みなさんにご報告することで、ここで挫折するのを防ぐための記事でした。

キム・ラッキさんのこのドローイング本はよく読むと非常にわかりやすいですし、ページの余白にちょっとフフッとなるところもあるので、私は買ってよかったです。本格的な人体ドローイング本をお探しの方には、ぜひおすすめしたいです。

商業原稿は10月末までがピークだと思います。活動してきて、今が一番苦しくて忙しい時期だと思います。でも、これが夜明け前だと信じて、いい作品をみなさんにお届けできるように、すべての作品たちが無事に日の目を浴びられるように、今日も頑張ります。

それでは、また次の記事でお会いしましょう👋

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