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【第3回】漫画の描き方講座<読者へのメッセージを考えよう「ポジティブ」編①>

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登場人物

かくちゃん
かくちゃん

漫画を描くことが大好きで、4コマ漫画を描いてきた。これからは、もっと漫画のノウハウを知って上達させたい。漫画家になるのが夢。

コミク先生
コミク先生

独学で漫画を描いてきた新人漫画家。出版や連載を経験しているため、漫画に関するノウハウを持っている。

キャラへの愛のメッセージ

コミク先生
コミク先生

それじゃあ、前回のお話を踏まえて、さっそくメッセージを考えてみましょうか。

かくちゃん
かくちゃん

コミク先生…なんかヒントないですか?「自由にやっていいよ」って言われると逆に難しいというか…

コミク先生
コミク先生

それもそうよねぇ…

コミク先生
コミク先生

じゃあ、最近好きな芸能人さんとかキャラクター、好きな食べ物。それから、今まで生きてきた中で思い出に残ってることから、話せそうなものを選んでちょっと教えてくれる?

かくちゃん
かくちゃん

えーっと…それじゃあ、私の推しの話から!私の推し、ゲームのアイドルキャラクターなんですけど、とにかくかっこいいんですよね!!!もう、なんというか「生きててくれるだけでありがたい」というか…もう言葉にできません…!!!

コミク先生
コミク先生

なるほどね。言葉にできない気持ちはよーくわかるんだけど、これは講座だから頑張って言葉にしてみて欲しいの。

かくちゃん
かくちゃん

あ…それもそっか…

コミク先生
コミク先生

そのキャラのどこが一番好きなのかしら?あと、どうしてそのキャラを好きになったの?

かくちゃん
かくちゃん

んー…きっかけは友達の紹介で始めたゲームなんですよね。その時はたしか推してた3次元のグループが解散しちゃって…めっちゃ病んでたんです。そんな時に出会った人で。

かくちゃん
かくちゃん

そのキャラはすごくプロ志向が強くてツンツンしてるから、人間関係を上手く構築できないタイプなんです。荒々しい言葉遣いをする人だし。けど、ものすっっごく努力家で。その努力を人には見せないから、誤解されやすいんですけどね…だからこそ、実力で見せつけるんです!

コミク先生
コミク先生

なるほどね。かくちゃんはそういうタイプの子が好きなのね?

かくちゃん
かくちゃん

そうですね!好きになるキャラは、そういう子が多い気がします!

コミク先生
コミク先生

かくちゃんのその「好き」って気持ち、創作に生かせそうね。

かくちゃん
かくちゃん

…え?どういうことですか?

コミク先生
コミク先生

そのキャラ自身の新しいお話を非公式にかくちゃんが描くことを、一般的に「二次創作」と言われるのは知ってるかしら?

かくちゃん
かくちゃん

あ、はい。友達がサークルっていうのをつくって、よく同人イベントに参加してるので、少しはわかります。私自身はサークルつくったりとか、同人とか全然やったことないですけど…

コミク先生
コミク先生

そのキャラクターで二次創作をして、サークルをつくって同人活動するのも全然アリよ。私も二次創作してたし。

かくちゃん
かくちゃん

え!?コミク先生、二次創作してたんですか!?

コミク先生
コミク先生

昔の話よ?けど、かくちゃんは今回「自分のオリジナルのキャラクターでオリジナルのコマワリ漫画を完成させたい」んだよね?

かくちゃん
かくちゃん

そうですね。

コミク先生
コミク先生

それなら「こういう子ってかっこいいよね!」っていう「キャラへの愛のメッセージ」を読者さんに届けてみるのはどう?

かくちゃん
かくちゃん

それってつまり…そのキャラクターをパクッて漫画を描くってことですか!?

コミク先生
コミク先生

んー…「パクる」とは違うかな…それに、既存のキャラクターを丸パクリする行為はダメなことよ。

コミク先生
コミク先生

だからね、そのキャラクターの要素を入れた新しいキャラクターを、かくちゃんがつくっちゃえばいいのよ。

かくちゃん
かくちゃん

え!?そんなことしたら「あのゲームのキャラクターに似てるじゃん!」って炎上しませんか!?私、初めての創作で炎上したくないですよ…???

コミク先生
コミク先生

かくちゃん、さっき自分で言ってたじゃない?「好きになるキャラはそういう子が多い」って。

かくちゃん
かくちゃん

あ、はい…言いました…

コミク先生
コミク先生

つまりね、かくちゃんが心配しなくても、かくちゃんが描こうと思っているキャラクターと同じタイプのキャラクターはこの世にたくさん存在してるから、似てしまうことをいちいち気にする必要はないってことよ。

かくちゃん
かくちゃん

なんだか……複雑ですね……

コミク先生
コミク先生

どうして?

かくちゃん
かくちゃん

世の中に同じようなキャラクターが存在してるのに、私が漫画を描く意味ってあるんですかね…むしろ、炎上するかもしれないなら、いっそ描かない方がいい気もしてきました…考えすぎかな…

コミク先生
コミク先生

そうねぇ…

コミク先生
コミク先生

同じようなことに悩んだ経験のある私の結論からすると、自分の生み出す作品に意味なんてないのかもしれないわ。

かくちゃん
かくちゃん

ガーン……コミク先生まで……

コミク先生
コミク先生

けどね、かくちゃん。「意味があるか、ないか」で考える必要もないと私は思うのよ。

かくちゃん
かくちゃん

え…?

コミク先生
コミク先生

だって、かくちゃんの描きたい世界は他の誰にも描けないもの。かくちゃんは、かくちゃんの描きたい世界を、物語を、キャラクターを…かくちゃん自身のために描いていいのよ。

コミク先生
コミク先生

今回のお話の場合「好き」っていうポジティブな思いが、作品にのっかって誰かの心に伝われば…そうね。かくちゃんの描いた物語に「私も・僕もこれ好き!」って共感してくれる人がどこかにいてくれたら、なんかそれってものすごーく素敵なことだと思わない?

かくちゃん
かくちゃん

そうですね…言われてみれば…

コミク先生
コミク先生

そんな素敵なことに「意味があるのか、ないのか」って…議論すること自体、無粋なことだと私は思うのよ。

コミク先生
コミク先生

まぁ…これは新人漫画家の一意見にすぎないから、かくちゃんはそう思わないかもしれないけどね…

かくちゃん
かくちゃん

そんなことないです!

かくちゃん
かくちゃん

コミク先生、ありがとうございます!私、絶対にコマワリ漫画を完成させます!

コミク先生
コミク先生

そうね!頑張りましょうね!

コミク先生
コミク先生

ポジティブなメッセージの例は、今回かくちゃんと話した「キャラへの愛のメッセージ」の他にも「幸せだった経験談」や「楽しかった・面白かった思い出話」などからも、物語をつくることに生かすことができるわ。次回は、それも見ていきましょうね!

今回のまとめ

  • 「好き」は「メッセージ」にできる
  • 既存のキャラへの好きな要素をもとに、オリジナルキャラをつくる(※パクリはNG)
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